ネットショップを始めたいと思っています。
開業に関するコンセプトの考え方について知りたいです。
こんなお悩みにお答えします。
- コンセプトの考え方を知りたい
- 事業計画の立て方はどうやってやるの?
- 出店方法はどうすればいい
ネットショップを開業する上で一番大切なことは、コンセプトを決めることです。
コンセプトはアイデアやイメージなどの曖昧なものではなく、ネットショップを全体を通して一貫してブレることのないものです。
自分が何を売りたいかではなく、自分がその商品を提供することによってお客様にどのようなメリットがあるのか、また社会にとってどのように役立つのか、しっかりと考える必要があります。
そこで本記事では、ネットショップをやったことのない人でも理解できるように、大切なポイントだけをわかりやすく解説していきます。
「ネットショップのコンセプトの決め方は」」といった疑問も解消できますよ。
それでは、早速はじめていきましょう。
ネットショップ開業にあたってのコンセプト
ネットショップのコンセプトを考える前に
コンセプトといきなり言われても戸惑ってしまう人も多いと思います。
まず自分がやりたいことを頭で考えるだけでなく、ペンで紙に書くことから始めます。
どんなイメージなのか最初はアバウトでいいので書き出していきます。
考えて書き出してもファジーでつかみようがないかもしれません。
アイデアも書いているうちにはっきりとしたものに変化していきます。
はっきりして来なければ、わかるまで考え続けます。
それが社会に必要とされているかどうか、何人の人に受け入れられるのか、誰が必要としているのか考えます。
より具体的なっていれば、今から始めるネットショップのコンセプトになっていきます。
開業をするにあたり最低限やるべきことなのです。
ネットショップの開業はコンセプトが大事
ネットショップにおいてお店の「コンセプト」はとても重要です。
コンセプトがはっきりないお店だと、インパクトが薄くなり、顧客に認識されなかったり、価格競争にも巻き込まれたりしかねません。
コンセプトづくりをするのが、開業時が最大のチャンスです。
どんな顧客を対象にするのか、どんな商品を扱うのか、開業時にしっかりとしたコンセプトを作る様にすれば、わかりやすくネットショップとしてもブランド力が出てきます。
扱わない商品を作る
また扱わない商品を作ることも大切です。
ファッションで言えば、メンズもレディースもキッズもと総合的に扱ってしまうと、結果コンセプトが曖昧になり、わかりにくいお店になってしまうのです。
レディースしか扱わないと決めておけば、よりコアな顧客を獲得することも可能で、専門的な知識と接客でファン作りをすることになるのです。
もしメンズを扱いたければ、複数店舗にするぐらいの気持ちでいましょう。
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ただし、自然素材のファッションというコンセプトのネットショップであれば、メンズでも、レディースでも顧客に訴求しやすくなります。
ネットショップ開業時、コンセプトを考える時にやるべきこと
何屋さんにするか明確にする
売れているネットショップは、コンセプトが明確です。
お客様にもわかりやすいので、ミスマッチが起きにくくく、安心して買い物スタイルを提供することができます。
なぜ、ネットショップコンセプトを開業時に決める?
ネットショップを開業してしばらくすると、多忙になったり、初心の気持ちを忘れて、違う方向にすすみかねません。
開業時、最初にコンセプトを決めておくことで、ネットショップの基準になり、もし迷った時にも軌道修正しやすくなります。
ライバルのネットショップを研究
ネットショップで扱いたい商品がだいたい決まっていても、コンセプトを決めるのは、決して簡単なことではありません。
まずは、同じ様な商品を扱っているネットショップの人気店を隅々まで見ることです。
商品数、見せ方、優れている点、そして自分のお店の勝てる要素を見つけていきます。
サイトのデザイン、買いやすさ、顧客からのレビュー、写真の精度など徹底的に研究しましょう。
ここで大切なのは、顧客にとってどんなメリットがあるかということです。
自店が扱おうとする商品が競合がないことはありません。
コンセプトをしっかりと決めて、顧客に訴えることが大事なのです。
ネットショップ開業にあたり、コンセプトに則した事業計画を立てる
コンセプトが決まったら、ネットショップの開業にあたり、事業計画をたてていきます。
最初はわからないかもしれませんし、間違っているかもしれません。
実際実行したら事業計画の通りできる人なんていません。とにかく計画を立てることが重要です。
事業計画を立てることに慣れておくと、あとでとても役に立ちます。
資金を調達が必要になることも出てくるかもしれません。
融資を申し込む時には、事業計画書は必須ですので、精度が高いものにしておくことが重要です。
事業計画書には、理念や概念、長期、短期的なことなどやキャッシュフローを考えることも重要です。
売上目標、経費明細、利益率、利益目標などより具体的にすることがとても大切なのです。
また計画書には記載はしませんが、うまくいかなかったとき、どう行動して改善していくかも考えておく必要があります。
うまくいくことなんてほとんどありません。
うまくいかないときにどう行動していくかが成功のカギとなるのです。
ネットショップ開業にあたっての出店の方法
どのような形で出店するかも大事です。
本当にコンセプトや商品に自信があるのだったら、お金をかけない方法として、既存のショッピングカートを使わず、注文をメールや電話、FAXで受け付けるという方法もありだと思います。
ブログなどで告知してあとはアナログ。現状のネットショップとは逆行してしまうかもしれませんが、お金は少なくてすみますし、身の丈でできます。
またWordpressや無料ブログなどでブログを書いて、そこにショッピングカートおく方法もあります。
あまりメジャーではありませんし、やっている人も少ないかもしれませんが、もし私が商品に自信があったらこの方法を使います。
なぜならWordpressは自由度がありますし、SEO対策も自分でできます。
よく新聞や雑誌は記事なのか広告なのかわからないようにしてあることがあります。記事広告としてカートに誘導するのです。
ショッピングモールはお金もかかりますが、それなりのメリットがあります。楽天やYahoo!だけでなく、ショップサーブやBASEなど出店方法は様々です。
商品特性によっても適したやり方が吟味し、自分の資金と相談してしっかりと計画を立てて上でやっていきましょう。
本当に手っ取り早く、すぐに始めたいなら、STORESがオススメです。
またヤフオクで自分の実力を試すのも1つです。
ネットショップを開業するために開業する方法はいっぱいあります。あなたのいいやり方を見つけていきましょう。
まとめ
ネットショップを開業するにはコンセプトをはっきりさせて、事業計画を立てることがとても大切です。
そしてそれをお客様にホームページを通して伝えること。
商品を売るのではなく、お店のコンセプトや理念、ポリシーなどをお伝えして共感してもらうのです。
ネットショップを開業してしまうと、日々の忙しさからこのコンセプトを忘れがちになります。
つねに初心にかえって運営することが大切ですし、かえることの場所、コンセプトがしっかりとしていることが意味があるのです。
人は何かを成し遂げようとするときに、ポリシーやコンセプトが重要になります。
日々その目的に向かって奮闘する中では、自分のポリシーが何だったか忘れがちになります。
初心に帰ることができる場所、ポリシーやコンセプトはとても意味があり、原点です。