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ネットショップが海外から仕入れる方法。気をつけておくことは

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悩んだ人

ネットショップで海外から仕入れる方法が知りたいです。

こんなお悩みにお答えします。

本記事の内容

  • 海外から仕入れをすメリット
  • 海外仕入れをする方法
  • 実際に輸入する際の注意点は

今回はネットショップをやっていつ人のために、海外からの仕入れについてご紹介します。

海外仕入れは、利益面でもメリットはありますが。注意点をたくさんあります。

この記事では、私自身がアメリカの取引を主にしていたので、アメリカのことをを中心に、それ以外の海外仕入れについてお話していきます。

そこで本記事では、ネットショップをやったことのない人でも理解できるように、大切なポイントだけをわかりやすく解説していきます。

「海外から仕入れる方法は?」といった疑問も解消できますよ。

普通の顔

それでは、早速はじめていきましょう。

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ネットショップに海外仕入れー輸入の概要

ネットショップ海外仕入れ
ネットショップ海外仕入れ

ネットショップにおいて海外から商品を仕入れるのは大きなメリットがあります。

まず、海外からの輸入のルールについて、知っておかないことがあります。

海外からネットショップを仕入れる場合は、「個人輸入」ではなく、「商業輸入」です。

商業輸入は、海外からの商品を国内に持ち込んだ商品を販売し、利益を得るための仕入れです。

個人輸入と商業輸入

個人輸入は、自分で使用するためだけに、海外から商品を輸入することです。

個人輸入に対して、商業輸入は商品を販売するための仕入れが目的です。

個人事業主だからとって、商品を仕入れる目的なら、商業輸入になります。

ネットショップの海外仕入れは商業輸入

個人輸入が違法ではないかと懸念される方もいらっしゃるかもしれません。

海外から個人輸入したものを販売することは、法律違反にあたります。

ネットショップで海外から仕入れた商品を販売するのは、いくら個人やフリーランスであっても、商標輸入なのです。

商業輸入の留意点

商業輸入は、お客様であるネットショップの安全を確保する責任があります。

輸入の法規制の手続き、海外からの仕入れを行うために許可や届出が必要です。

またPL法(製造物責任法)により、仕入れた商品に欠陥があった場合、責任を問われる可能性が出てきます。

よって、PL保険の加入も必要になってくるでしょう。

日本のようにJIS規格などの規制もないため、電化製品や食品、美容健康に関する商品などは注意が必要です。

個人輸入と商業輸入の違い

個人輸入と商業輸入との大きな違いは関税です。

ネットショップで海外から少し仕入れるだけなら、個人輸入でいいかと考えてしまうかもしれません。

しかし、あくまでも仕入れ販売が目的なので、法律に違反しないように商業輸入の手続きをしましょう。

また海外仕入れが目的だと発覚した場合、多額に関税を請求される可能性もあるので、注意が必要です。

海外からの輸入は、仕入れコストがかかる

海外から仕入れをして販売する場合、国内仕入れとは違い、輸入コストがかります。

ネットショップを販売する場合は、輸入に関する経費を加味して販売価格を決める必要があります。

海外からの仕入れは、商品の仕入れ代金のほか、以下のようなコストがかかってきます。

  • 仕入れる会社の国内の輸送費
  • 海外から日本までの輸送費
  • 空港や港からの日本国内の運賃
  • 燃油サーチャージ
  • 輸入保険料
  • 関税
  • 消費税
  • 輸入に関する諸手続きの手数料

たとえばアメリカニューヨークから輸入する場合、輸送ルートによって、コストがかわってきます。

  • ニューヨークから日本へ空輸
  • ニューヨークから西海岸まで車で輸送ー飛行機で日本まで空輸
  • 船便

ニューヨークから日本へ空輸する場合は、納期が一番短いですが、その部分仕入れコストも高くなります。

またインボイスの記載に不備があると空港で留め置くことになり、保管料も別途かかってくることもあるので、注意しましょう。

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ネットショップで扱う商品を海外から仕入れるメリット

ネットショップ海外仕入れ
ネットショップ海外仕入れ

海外から商品を仕入れるのは、ハードルが高いと感じるかもしれませんが、簡単でないからこそ、他者にないメリットが生まれ、ビジネスチャンスにつながります、

海外の日本にない商品を仕入れることができる

海外には日本でまだ販売されていない商品はまだまだたくさんあります。

国内で扱いのない商品を仕入れることで、競合するネットショップとの差別化ができます。

未発売の商品をいち早く手にいれることができたり、海外のトレンドを日本に紹介することで、一人勝ちすることもあります。

他者との差別化ができる

海外からの仕入れは、まだまだハードルが高いため、他社との差別化が可能です。

また大手のネットショップの海外仕入れは、決定や手続きに時間がかかるため、小さな個人や会社ほど、メリットがあるのです。

高い利益が見込める

海外と日本国内では物価が大きく異なります。

海外から安い商品を仕入れ、国内で販売すれば、輸入コストを考えても、大きな利益になることも少なくありません。

また輸入する会社によって、利益の考え方が違うので、適正な価格で販売することが求めれます。

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ネットショップで海外から商品を仕入れる方法

ネットショップ海外仕入れ

相手の仕入れ先は、トヨタとかパナソニックなどの有名企業ならまだしもあなたが何者なのか知りません。

相手の基準はあなたがどういう人間で、どういう会社かということではなくどれだけ買ってくれるかです。

事前に仕入れたい商品の数量、金額など見込みでいいので試算しておきましょう。

海外の仕入れ先に取引を申し込む前に、あなたのネットショップが法人の場合は、商工会議所に行くと有料です。

英語の営業証明書を発行してもらうことができ、自分の会社がしっかりとしていることをアピールするのです。

お店の営業体系

見積をお願いする場合の注意点

  • お店 retail store
  • 問屋 wholesaler
  • 代理店 distributor

どれにあたるのか聞かれます。それによって仕入れ金額が変わるので確認しましょう。

distributor といった場合は、日本の市場においてどのぐらいのシェア率か、また代理店としてどれだけ販売してくれるかなど詳しく聞かれることが多いです。

配送業者選定

いざ取引が決まったら、配送業者の選定に入ります。また自分か、仕入れさきかどちらが配送業者に依頼をするかも話をします。

  • 仕入れ先が梱包をして、
  • 配送業者を手配し、
  • 日本に輸出して、
  • 日本に到着したら、どこの運送業者が空港や港からあなたのところまで運んでくれるか

を決めないといけません。

関税もどちらの会社が負担をするのか、先払いなのか後払いかなども決めていきます。

相手の仕入れ先が輸出に慣れている場合は、おまかせすることもできるでしょう。

DHL(ディーエイチエル)、FedEx(フェデックス)、UPS(ユーピーエス)などを利用する場合が多いです。

配送業者によってかなり運賃が違いますので、事前に調べておきましょう。

また交渉にはなりますが、あなたがヤマト運輸に依頼するだけで相手の会社までヤマトが取りに行って、日本に輸出し、あなたの会社まで届けてくれることもあります。

ただし契約や交渉が必要となりますので、問い合わせをしてみてください。ただし普段ヤマト運輸と取引がないと難しいかもしれません。

国内代理店

海外はあまり気にしていないのかどうかはわかりませんが、日本国内の総代理店が存在するのに、取引先を増やすために、あなたに案内をしてしまうケースがあります。

総代理店からチェックが入ることもあります。輸出の場合も同様に気をつけましょう。

ネットショップで海外から仕入れた場合の通関

初めて輸入をする場合は、内容を全部確認するために箱を開けてチェックされると思っていておいた方が無難です。

小さいものならまだしも、何個か箱がまとめらた複数個口の荷物は、たいがい全部開けられます。

箱を開けられた時のためにも事前にインボイス(内容物明細、請求書)を事前に取り寄せておきましょう。

取り寄せたら内容を確認し、すべて説明をできるようにしておきましょう。

その商品そのものだけでなく、素材や梱包材の材質まで質問をされることがあります。

ネットショップで海外から仕入れた場合は、通関士は商品を初めて見るケースが多いので、説明を求められるのです。

英語翻訳の使い方

本当は英語ができる人がいればいいのですが、英語が堪能の人がいなくてあきらめるのはもったいないです。

翻訳会社もあるのでスポットで利用をしたり、翻訳ソフトをうまく使えばなんとかなる場合もあるので、研究してみましょう。

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支払い方法

支払い方法はクレジットカードが主流です。もっと大きな取引であれば銀行振込を指定されることもあります。

またPayPalを指定される場合も多いので、必ず登録しておくことをオススメします。

またクレジットカードの残高も確認しておきます。

カード会社によっては一時的に限度額の引き上げができる会社もあるので、そちらを利用するのもいいでしょう。

為替に注意

為替は常に変動しているので、時の運といってもいいかもしれません。

依頼した時の為替と実際に処理されるときとでは変わってきます。

社会情勢なども考慮し、あまりにも変動幅が大きい場合は注意して、仕入れのタイミングをはかり、リクエストをしていきましょう。

ネットショップの商品を海外から仕入れる場合の注意点

ネットショップ海外仕入れ

海外から仕入れるには注意点がいくつかありますので、お話しします。

送料・関税のコスト

海外から商品を仕入れるときに注意しないといけないのは、送料と関税です。

送料は重さによってたいがい決まりますが、 輸入業者(DHLやFedEX)によってもかわってきます。

また梱包材や箱の重さによっても違うので、仕入れ先との事前交渉はしっかりとしておきましょう。

(輸入業者や配送方法は指定するのが望ましいです。)

また輸送コストは、仕入れ元が払う場合と、輸入側が支払うケースがあります。

意見の相違がないようにしっかりと決めておく必要があります。

関税は品目ごとに決まってきます。

かなり細かく税理の設定があり、同じ商品でも素材によって関税率が変わるので、インボイスには適切な商品名を書くようにしましょう。

例えば洋服だけでは不十分です、どんな素材でできている洋服なのか、しっかりと英語で記載しておくことが大事です。

海外からの仕入れ輸送時間がかかる

海外からの輸送は早くて3日程度、遅いと2週間以上かかる場合があります。

遅延する原因は、文化の違い、仕入れ先までの距離、飛行機の欠航や税関の手続きなど、いろいろあります。

いつ届くかわからないと考え、ネットショップで予約販売などは控えた方がいいでしょう。

日本と海外では、文化の違い、考え方の違いもあります。

早く出荷するのがあたり前と考えると、ストレスもためるので、余裕をもった仕入れ計画をしていきましょう。

不良品のリスク

海外からの仕入れは、どうしても不良品で痛い思いをすることは少なくありません。

不良品とは、品質の考え方の違いや輸送中の荷物の扱いで商品が破損してしまうことです。

日本でこれは不良品だと訴えても、許容範囲だからと言われてしまうこともあります。

毅然とした態度で海外の仕入れ先と交渉することが大切です。

また返品や交換をしてくれるようになっても、送料の問題で、泣き寝入りせざるを得ないこともあります。

海外から仕入れる場合は、ある程度不良率を加味していくことが大切です。

保証やアフターサービスはほとんどない

海外から仕入れたものをネットショップで販売し、お客様からクレームがきたら、お店で責任をとるしかありません。

ほとんどの場合、海外からの輸入は保証やアフターサービスが望めないからです。

アパレルの色の違い、サイズ違いは、許容の範囲内だと思っておいたほうがいいでしょう。

また電化製品で不良があった場合も初期不良などの対応はしてくれないことが多いので、注意が必要です。

注文したものと違う商品が届くこともある

日本で当たり前だと思っていることは海外仕入れでは通用しません。

注文したものがあっているか、数量、品質など荷物が着荷がしたら、しっかりチェックすることが大切です。

もし相違があったら、仕入れ先としっかりとコミュぬケーションをとり、あきらめず交渉していきましょう。

ネットショップの海外からの仕入れ不良率

海外からネットショップで仕入れる場合は、不良があるということを覚悟しておきましょう。

商品の数量やサイズ違いや、ピッキングミスなどが多々あります。

交渉術が必要となりますので、負けずにやっていきましょう。

また梱包された箱は丁寧に扱われることはないに等しいと考えた方がいいと思います。

箱のすみが潰れているのは日常茶飯事です。

その時のためにも運送会社の保険には加入することをオススメします。

輸入が禁止されている商品は仕入れない

ネットショップで海外から仕入れた商品を販売する場合は、輸入が禁止されていないことを確認することが大切です。

また輸入が禁止されていなくても、ショッピングモールによっては、掲載できない商品もあるので注意が必要です。

せっかく海外から仕入れたのに、販売禁止だったらもったいないので、ネットショップで販売する前にしっかりと確認しておきましょう。

語学や文化の知識

海外の仕入れ業者との交渉では、言語も大きなハードルです。

ニュアンスの違いで勘違いされてしまったり、生活文化の違いで、理解されないこともあります。

翻訳ソフトはまかせっきりにするのではなく、自分で考え、相手の立場も考慮してコミュニケーションをとっていきましょう。

文化や考え方の違い

海外から商品を仕入れる場合は、やはり経験が重要だと思います。

いきなり海外から仕入れようとすると言葉の壁だったり、考え方や文化の違いなどで戸惑ってしまうことが多々あります。

真摯に商売をしてくれればいいのですが、何かトラブルがあっても、押し切られてしまうこともあります。

例えば単位を間違えてしまった場合などは、一度決まったものはくつがえすことは難しいので、事前チェックがとても大事です。

国の政策も注視しておく必要があります。

特に中国などは国の施策によって極端に変わることがあるので、十分注意が必要です。

関税率、そもそも輸入ができないなってしまうこともあります。

海外仕入れをネットショップでする

ネットショップ海外仕入れ

海外から直接メーカーなどから仕入れるのがハードルが高いなら、輸入業者や海外のネットショップから仕入れる方法もあります。

ネッシー(NETSEA)

ネッシーは輸入業者も多く出店している問屋機能をもった会員制ネットショップです。

入会金や月会費は無料です。

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スーパーデリバリー

スーパーデリバリーも会員制仕入れサイトです。

会員登録には審査があり、月会費がかかります。

eBay(イーベイ)

オークションサイトで掘り出しものが見つかることもあります。

出店者によっては、日本に輸出していないケースもあるので、注意が必要です。

Amazon

Amazonはアメリカをはじめ、世界各地にあるネットショップです。

Amazonで購入(仕入れ)をして、日本国内に輸入し、販売する方法です。

今回は、ネットショップにおける海外仕入れについてお話ししました。

ハードルが高い分、チャンスもあります。

文化や商慣習を理解しながら自社のネットショップに活かしていきましょう。

海外からのネットショップの商品を仕入れるエトセトラ

ネットショップ海外仕入れ
ネットショップ海外仕入れ

知り合いやパートナーを見つける

ネットショップを開店する前に、どこか知り合いの人にお願いして働かせてもらったり、海外と取引のある会社に就職して経験を積むことをオススメしますし、それがいちばんの近道です。

輸入の仕方など基本的なことはもちろんですが、イレギュラーなケースもたくさん体感し、いざという時の時のために備えておくことが大切です。

パートナーと一緒に仕入れるのもオススメです。

1つの会社や個人ではボリュームが出ないので、パートナーとあわせて仕入れることでディスカウントボリュームできるかもしれません。

海外に行って仕入れる

韓国や東南アジアなど、海外に行って直接仕入れる方法です。自分で荷物を手荷物で持って帰ったり、送ってもらう場合は極力コンパクトにして送るようにしましょう。

大きさと重量が送料の基準なので、軽く、小さくです。

また必ずコーディネーターをお願いすることをオススメします。

商品を発送後に何かあったときにも対応してもらえるようにしておきましょう。

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まとめ

海外から商品を仕入れることは、ネットショップを運営するにあたり、メリットは大きいです。

ただし仕入れや運送などリスクもかなりあるので慎重に検討していくことをオススメします。

慣れてくれば、インボイスの見方や通関などスムーズに進みます。

それでもトラブルはつきものなので、それに対応できるようにしていきましょう。

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  • この記事を書いた人

chario

・自社ショップ、楽天、アマゾン、Yahooで店舗運営を経験
・複数ショッピングモールで高レビューを継続
・海外から輸入また輸出を担当
・フリーランス、個人事業主

20年間ネットショップの運営に関わってきました。
自社ショップ、楽天、Yahoo、Amazonなどのショップで 売上のあげ方、顧客対応、メールの出しかた、物流システムなど 多岐に渡り経験。
レビューも高評価を継続。

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