楽天のお買い物マラソンについて知りたいです。
こんなお悩みにお答えします。
- お買い物マラソンで売上を伸ばす方法を知りたい
- ユーザーは何を求めているのか知りたい
- 自社ショップでも何かできることはないですか?
楽天に出店しているお店はもちろん、出店していないお店でも、やり方したいでお買い物マラソンはとてもメリットがあります。
楽天市場では定期的にお買い物マラソンが開催されています。自社ショップで楽天市場に出店していなくてもそのチャンスを生かすべきだと考えています。
お客様にいかにアピールしていくか、お買い物マラソンをどう生かしていくかをお話します。
そこで本記事では、ネットショップをやったことのない人でも理解できるように、大切なポイントだけをわかりやすく解説していきます。
「お買い物マラソンのメリットは?」といった疑問も解消できますよ。
それでは、早速はじめていきましょう。
楽天のお買い物マラソンで売上を伸ばすには
楽天のお買い物マラソンは、通常1週間程度で開催されます。
正直期間中、ずっと売り続けることはなかなか難しく、ユーザーの期待値も開催時から比べると、だんだんとなくなってきます。
いかに期間中売り続けられるかではなく、売上の山をいくつ作るかを決めて取り掛かることが重要です。
開催前はその売上の山を
- 開催直後
- 中間
- 終了間近
の3つに分けて、それぞれの対策をしていきます。
お買い物マラソン開催直後は大チャンス
楽天のお買い物マラソンスタート時は、ユーザーにとって期待値がマックスになり、スーパーSALEほどではありませんが、売上も期待できます。
このスタート時にはお店の既存顧客に対して、徹底的にアピールしていきましょう。
既存のお客様はいわゆるあなたのお店のファンなので、期待を裏切らないようにセール品やポイント変倍などをしてその期待に応えていきます。
ポイント変倍はセール期間にずっと続けるようにしますが、お店の都合もあると思いますので、
楽天のお買い物マラソンでのポイント変倍は、決して無理をせず、自店でできる範囲の倍率で開催していきましょう。
ポイント2倍でも期待値は下がるかもしれませんが、やらないよりもやったほうがマシです。参加していることが大事なのです。
新規顧客獲得は、お買い物マラソンの中間地点で
すでに既存顧客や一般顧客は、楽天のマラソン期間中に買い物を済ませてしまっているお客様が多いので、ここからは新規客を獲得するために何ができるか考えます。あなたのお店で買う理由を作ってあげるのです。
お客様へにアピール
- タイムセールが始まって安くなった。
- 300円クーポンが発行されたから使わないともったいない
- 気になっているお店だったから買ってみようかな。
というようなユーザー心理を生かして対策をしていきます。
「今からセール始めます」と新しいセールの告知をしていきます。やり方は、トップページや商品ページにバナーを貼ってアピールします。
ちょっと手が届かなかったけれど、今、安いから買っておこうという商品を用意してアピールします。
楽天のお買い物マラソンでは、クーポンも有効です。お買い物マラソン途中でクーポンが発行されると、終了日時は決まっているので、限定感が出て購買意欲を高めることになります。
先ほどの例の300円というのはあくまでも例ですので100円でもいいし、金額によって変えたクーポン、10000円以上だったら1000円、5000円だったら300円など金額を可変することもおすすめです。
第二のチャンス、楽天のお買い物マラソン終了間際
ユーザーも少しお店のスタッフも疲れてきます。楽天のお買い物マラソンの最大の特徴は複数店舗で買うとポイント率がアップするということです。
ここでお店がやるべきことは、新規客向けに入り口商品を作ってそれを購入してもらいうちのお店のお客様になってもらうことです。
楽天のお買い物マラソンにおける入り口商品は金額はハードルが低いことが条件です。地元スーパーなどであるたまご〇〇円おひとり様1パック限りとかのあれです。
ユーザー心理はとにかくお買い物マラソン期間中の店舗数を増やしたいのです。それを実現してあげるために金額バーを低くして購入してもらいましょう。
1000円程度の気軽に買えるあっても困らないものがいいでしょう。送料無料にしておくことが大切です。数量限定にして損の幅を少なくしておきましょう。
楽天のお買い物マラソンの事前準備はしっかりと
楽天のお買い物マラソンが始まってから、いろいろやろうとしてもなかなかできる物ではありません。しっかりと事前に売上目標、在庫確保などをして準備万端で臨むようにしましょう。
お客様にアピールすることも大事ですが、働いているスタッフのモチベーションをアップすることも重要です。
楽天のお買い物マラソンにおいて、売上目標をスタッフ間で共有して、いかにその目標に向かって行動するのか、注文が多い開催日翌日の対応はどうするのか、しっかり話し合ってモチベーションを高めておきます。
スタッフ同士で話し合っておくと心の準備もできますので、必ずやっておくことをおすすめします。
また楽天のお買い物マラソンが終わった後の反省会も重要です。目標達成がされた場合にはお互いをたたえあいましょう。
もちろん達成できなかった場合でもねぎらい、次への励みとして今後どう行動していくのか共有します。
お買い物マラソン時の楽天の広告
楽天にはお店にコンサルタントがついていると思いますので、お買い物マラソンの広告は、担当者としっかりと相談しながら無理のない範囲でやることが必要です。もし不必要なら広告を出稿しないと決めることも一つの選択です。
楽天の担当者にとっては、広告が営業成績なので、目標をを叶えてあげることも大切ですが、広告を出す目的はなんなのかしっかりと考えて、利益を圧迫するようだったらやめるべきです。
アパレルやフードなどは検索流入よりも広告によって、お店に流入してくる場合が多いようです。もしお店を立ち上げたばかりやお店を伸ばしたいと考えたなら、先行投資という意味でもいいかもしれません。
広告に頼りすぎず計画的に運営していくことをおすすめします。
楽天のお買い物マラソンで、入り口商品だけが買われて終わる失敗
楽天のお買い物マラソン開催中、1000円程度の入り口商品を用意することは、新規客を獲得する上でとても重要ですが、入り口商品にしか目が向かず、それだけを購入いただいて終わりではさみしいですね。
せっかくあなたのお店がお気に入りのお店なのに、楽天のお買い物マラソンで、入り口商品だけを買って、それ以外は買ってもらえないことがあったらとても悔しいですよね。
既存顧客ですら、楽天のお買い物マラソンの店舗数を増やす道具でしかなかったら、最悪です。お店の魅力はなんなのかもう一度考えて、アピールする必要があります。
そこで必要なのは、入り口商品の商品ページは他のページ以上に気を使う必要があります。
お店の目的は入り口商品を買ってもらうのではなく、それ以外の通常商品を買っていただくことです。
楽天のお買い物マラソンの入り口ページは、しっかりと工夫したページにしていきましょう。そのとき売れなくてもお客様の視線に入っていることが大切です。
楽天のお買い物マラソン中に自社ショップにできること
楽天に出店していなくてもチャンスはつかみましょう。お客様も楽天のお買い物マラソン開催中は、購買意欲が高まっています。それを利用しないてはありません。期間中にメールマガジンを送ったりすることはできるはずです。
また楽天のランキングをチェックするのもお勧めです。何が今ランキングされているのかしっかりと調査してそれを自社ショップに生かしていくのです。
楽天のランキングはジャンルごとに分かれていますし、期間も選べます。それぞれでチェックして自分のネットショップで何かできることはないかしっかりと考えます。
楽天のお買い物マラソン期間中にクーポンを発行
楽天のお店なら絶対やるべきです。39ショップでなければ、クーポンで送料バーを下げるのも有効です。これはスーパーSALEでもできることですが、お買い物マラソンのほうが向いています。
スーパーSALEはとにかく価格重視のセールなので、送料バーを下げるとリピーターになりにくい顧客だけが残ります。損するだけになってしまうので、経験上あまりおすすめできません。
メールマガジンを出すなら開催直前
楽天でメルマガの予約はなかなか取れなくて大変ですよね。お買い物マラソン期間が決まる前からしっかりと計画を立ててメルマガ予約をすることをおすすめします。
楽天のお買い物マラソン直前であっても他店が予約キャンセルしてスペースがあく場合があるので諦めないようにしましょう。
そしてセグメントをすること。
メルマガセグメントポイント
- まだ購入してくださっていないお客様
- 1回目のお客様
- 2回目以降のお客様
などに分けて、それぞれに合わせた内容でメルマガを出します。特に購入してくださっていないお客様や1回だけのお客様はお店のファンになっていただけるように特別なクーポンをシークレットで発行してご購入いただけるようにアピールしていきます。
まとめ
楽天のお買い物マラソンは年に複数回あるので、準備も大変です。負担にならないようにしっかりと準備をしておくことが大事です。
また商品の発送が追いつかないなどのトラブルが起きないように在庫設定やスタッフの心の準備、配置などもしっかりとして臨んでいきましょう。
自社ショップもお買い物マラソンに合わせ、しっかりと注目して、売上アップができるように研究していきましょう。また楽天に出店するという選択肢がないかどうかも検討していきましょう。