ネットショップ運営

ネットショップの運営で価格競争に巻き込まれない方法

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悩んだ人

ネットショップを始めたいと思っています。

ネットショップの運営で価格競争に巻き込まれない方法が知りたいです。

こんなお悩みにお答えします。

本記事の内容

  • ネットショップで価格競争に巻き込まれない方法

今回はネットショップをはじめた人のために、価格競争に巻き込まれない方法をご紹介します。

1番悩まされたのは価格競争でした。

相手もあることなのでしょうがないのですが、「1円の戦い」というのはとてもつらいものがあります。

そこで本記事では、ネットショップをやったことのない人でも理解できるように、大切なポイントだけをわかりやすく解説していきます。

「どうやって価格を決めればいいの?」「ライバル対策は?」といった疑問も解消できますよ。

普通の顔

それでは、早速はじめていきましょう。

ネットショップの運営をする上での価格競争

ネットショップ

1円でも安く買いたい顧客と 1個でも売りたいネットショップの気持ちが ネット上で価格の下落を加速させお店の体力を奪っていきます

商売でうまく儲ける法則は「1円でも高く売れば利益がでる」 なのですが、そんなことはどこへやら。価格はどんどん下がっていきます。

実店舗でしたら価格を比較するためのお店回リは面倒なので、お客様も諦めるのですが、ネットは瞬時に価格がわかってしまうので、競争は止まりません。

特に家電は価格は価格競争が激しく、力の法則で資金力がないと消耗戦には勝てません。

抱き合わせはほとんど意味がない

単品での販売は価格が比較されやすいので、抱き合わせで販売したりおまけをつけたりする商売のやり方が、1990年以前は値引きの方法でした。

極力たくさんの商品を売りたいお店側の気持ちがあり、お客様も値引きのやりとりが買い物を楽しむという側面もありました。

「負けてよ」

「これ1個つけとくよ」

とか

「もう1個買えば10円サービスしとくよ」

などの商売の手法です。この手法はテレビショッピングでも盛大に行われていました。ネット上ではこの常識が通用しません。お客様がシビアになり、またネットだと考える時間的余裕もあるので、 通用しなくなってしまったのです。

私自身も価格をあげたいという気持ちから何度かおまけをつけたり、複数個で販売したりしてみましたが一切通用しませんでした。

先日のお話です。あるお店で買い物をしたのですが、レビューにこんなことが書かれていました。

「送料無料でお得かと思ったけれど、全く安くない。

損した気分。」

どういうことかというと

  • 商品A 1200円
  • 商品B 1300円
  • 送料  700円

です。

「この時期おすすめ、〇〇セット 送料無料!」

 みたいな感じの商品名。

何かセットで買うと安い気がするじゃないですか。

実際の値段は 3200円

(商品A1200円+商品B1300円+送料700円)

むむっ?セットじゃなくても同じ価格

通常の商品代金に送料が足されていたんです。

お客様の期待値を裏切ってしまった形です。

自社ショップは価格が比較されにくい

とにかくショッピングモールは価格を比較されるのが当たり前です。もしも価格競争に巻き込まれたくないとしたら自社ショップです。

家電などは価格がわかってしまうので、あまり意味がありませんが、フード関連やオリジナルブランドのアパレルなどは有効です。

ただし、SEO対策をしっかりとしないとお客様にみてもらえない結果に なってしまうので、広告を出したりSNSで露出を多くしましょう。

1つ例外があります。ショッピングモールの中でもアマゾンは価格が比較をされやすいです。いや比較が「売り」なのです。それは、基本的に商品1個に対してネット上には1個しか掲載できないからです。商品はJANコードで管理されているので、1つしかありません。

お客様は自分が欲しい商品がわかれば、1つだけみて価格を比較すればいい利便性がありますが、お店にとっては1円の戦いをしなくてはいけません。

ただし逃げ道もあります。価格競争に巻き込まれないようにすることはネットショップを成功させるための最大のミッションです。私もネットショップをやっている間はずっと考え続けていたことです。

ネットショップの運営でレビューを利用する

花

私がネットショップを運営していた時、複数店舗を運営していたのですが、楽天での評価が5点満点で平均 4.8以上でした。楽天のレビューの点数は商品の品揃えやスタッフ、配送のことなどを総合評価されたものです。

こんなことがあり落ち込んだことが何回もあります。お客様はとても厳しいのです。

「今回はすごくいい商品でとても気に入りました。

また利用したいです。」

それで平均の3点だったことはなんどもあります。期待値以上のサービスにしないと5点はなかなかもらえないのです。

えっ?っと思うこともありましたが、めげずに頑張りました。

実はこのいい感想をもらったりいい点数をもらうことことこそ 価格競争に巻き込まれない最大の得策なのです。

みなさんもこの評価を気にされて買い物をされるだろうし;いくら他のお店で価格が安いとしても、お客様は高いレビューのネットショップを選んでくれるのです。私もレビューが高い商品は絶対値下げをしませんでした。

数字のマジックを使う

10000円の商品があったとします。

  • 20%OFF
  • 7800円
  • 7980円

どれが一番安く感じますか?

実際には7800円がいちばん安いのですが、私は7980円が安く感じてしまいました。なぜか人はぴったりの数字から少しだけ下の数字を安く感じてしまうみたいなのです。

日本人は7980円 と8を最後に持ってきますが、 外資系のお店だと7999円 末尾を9にしていますね。

高く販売するには数字のマジックも必要条件です。

ネットショップの運営で価格競争しないー安すぎると買わない

ネットショップの運営を長くやっていると、とても安く仕入れることができる場合があります。メーカーさんで商品を余っているので買ってくださいとか、アウトレット品など様々です。

では通常10000円で販売している商品が普段だったら7000円で仕入れているとして今回は2000円で仕入ることができたとします。利益率から考えれば4000円で売っても十分利益が出ます。

通常

  • 仕入価格 7000円
  • 売価    10000円
  • 仕入価格 2000円

お客様の利益を考えれば安い方がいいのですが、実は売価を4000円にするとあまり売れないことが多いのです。安すぎて本当に大丈夫か? など不安になり買ってくれません。ネットショップでわざわざ値引きして価格競争をする無駄なことをせず、 10000円で売り続けることがベストです。しっかりと儲けましょう。

ただし在庫をさばきたい場合は、安くすることもしないといけないと多いますが、ありえない価格をつけると売れなくなってしまうので、気をつけましょう。

オリジナルを作る

ネットショップ

もしもメーカーさんとの信頼関係ができたり、資金力ができてきたらプライベートブランドの商品を製品化することをおすすめします。

私もいくつかの商品を手掛けました。プライベートブランドは価格競争が起きないので利益を確保しやすいです。ただし認知されるまでには時間がかかりますし、売れ残ったら自分の責任になるので、しっかりと吟味してからに。

納期をコミット

価格競争に巻き込まれない方法として納期表示をしっかりとしていち早くお客様にお届けできるかをコミットする方法です。これはとても有効な方法です。詳しくはネットショップ

ネットショップの出荷スピードで売上が変わる

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ネットショップの運営で売り方を変える

ネットショップの運営で目線を変えるのも、価格競争に巻き込まれない方法です。例えばお豆腐屋さんだったら

激安 1個38円

という売り方から

おいしさには自信あり。たくみが作る本格豆腐 1個200円

などそんなに簡単にはいかないですが、価格競争に末期こまれないためには工夫が第一ですね。

まとめ

ネットショップで売上をあげる方法で一番簡単なのは、他の店よりも価格を下げることです。ただし消耗戦になってしまうので、価格競争をせずとも利益がとれる販売方法を見つけることが成功するコツです。

  • この記事を書いた人

chario

・自社ショップ、楽天、アマゾン、Yahooで店舗運営を経験
・複数ショッピングモールで高レビューを継続
・海外から輸入また輸出を担当
・フリーランス、個人事業主

20年間ネットショップの運営に関わってきました。
自社ショップ、楽天、Yahoo、Amazonなどのショップで 売上のあげ方、顧客対応、メールの出しかた、物流システムなど 多岐に渡り経験。
レビューも高評価を継続。

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