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ネットショップの送料無料に必須になりつつある?!

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悩んだ人

ネットショップの送料について知りたいです。

こんなお悩みにお答えします。

本記事の内容

  • 売上を伸ばすには送料を無料にすることが必須ですか?
  • 送料無料の金額のボーダーラインっていくらにすればいい?
  • 顧客を増やすにはどうしたらいいか知りたい

今回はネットショップをはじめた人のために、送料無料についてご紹介します。

お客様にとって送料無料はうれしいサービスですし、買うかどうか迷った時に購入の決めてになります。

ただしお店にとっては料を無料にした場合、大きな負担となり利益を圧迫します。送料無料にするべきなのかどうかはとても難しい問題です。

そこで本記事では、ネットショップをやったことのない人でも理解できるように、大切なポイントだけをわかりやすく解説していきます。

「送料無呂の有効性は?」といった疑問も解消できますよ。

普通の顔

それでは、早速はじめていきましょう。

ネットショップでお客様が求めている送料無料

ネットショップ

ネットショップがない時代、顧客は実店舗で買うしかありませんでした。交通費をかけ時間をかけて、自分がほしい商品があるかどうか確認しに行ったり、安く買いたいと思っていても、価格はいくらなのかはお店に行ってみないと確認することができませんでした。

今のネット時代、在庫があるかどうか、価格も買いたい店だけでなく、たくさんのお店と比較することができてとても便利です。

人は自分が都合のいいように考えるので、以前苦労して買い物をしていた時代を忘れ、都合が悪いことはなかったかのように振る舞う場合があります。実店舗で買う場合はお店にいくまでの交通費もかかるし、行くための時間も作らないといけません。またいくつかのお店と価格を比較しようと思った場合は、その分だけ交通費もコストもかかってくるのです。

ネットショップではどうでしょうか。交通費はかからないし、スマホやパソコンを操作するだけで瞬時に価格や在庫がわかってしまいます。実店舗に行っていた時代の交通費が送料に変わるものとして考えるのが本来の姿なのですが、実際に自分ではお店に行かないので、都合よくないものとして考えがちです。逆にお店から送料を求められるとなぜ請求されているのかわからない事態を招いてしまいます。

送料が無料でないと不満を感じます。お客様は実店舗で買い物をするリアルと同じような価格やサービス品質を求めています。

ネットショップから見た送料無料

お店がお客様に商品をお届けする場合は、必ず運送会社に支払う送料が発生します。お客様にすべて負担していただくか、またお店とお客様とで送料を折半をしていかないと利益を圧迫してしまいます。現実には送料無料すなわちネットショップがわで負担するケースが多いので、経営はとても大変です。

ネットショップの利益率と送料無料との関係

送料無料にする上でネットショップの経営面で気をつけないといけないのは利益もしくは利益率です。

仮に送料が600円かかる場合、1000円の商品を販売して利益率が50%だったら利益が500円となり、トントン。これでは人経費や消耗品などの経費すら捻出することができません

では5000円だったらどうでしょうか。同じ利益率50%だったら2500円の利益があるので、販売個数などにもよりますが、十分やっていけるのではないでしょうか。ただし利益率が50%なんてあまりないお話です。実際に利益率が10%だったら送料のみで経費負担ができません。

ライバルの存在

ネットショップ

ネットショッピングは、オープンな環境にあるので価格もお客様にすべてわかってしまいます。それはお客様にとってはいいことなのですが、ネットショップにとっては大変です。他店と常に価格を比べられてしまうので、同等もしくは安くないと買うかどうかの土俵すらあがることができません

送料もしかり、もし他店が送料無料ならば、自分のネットショップも送料はなかなかかけることができないのが現実ですし、送料を付加したらお客様から振り向いてもらえず商品が売れません。

ネットショップで送料無料にする前にボーダーラインの把握が大切です。

自分のネットショップが利益率どのぐらいなのか、送料はいくらかかるのか、平均顧客単価などを事前に調べておくことです。100円での購入で送料無料にしたら赤字ですので、送料無料のボーダーラインを決めて利益が出るようにしたいところです。

ネットショップにおいて購入単価と送料無料との関係

今現在、送料無料サービスを実施していなくて、自社のネットショップの顧客平均単価が5000円だった場合に送料無料のラインをどこにすればいいのでしょうか。

送料無料ラインを3000円したら

5000円で送料を支払って購入してくださっているわけですので、ただお店の利益の圧迫でしかなくもったいないお話です。

平均顧客単価よりもちょっと上のライン。この場合でしたら6000円ぐらいがいいでしょう。5000円で買ってくださっていたお客様が、「もう少し頑張れば送料無料になるんだ」と考えてくれることが多くなり、顧客単価のアップにもつながっていくのです。

初めてのお客様を増やすにはボーダーラインを下げる

あなたのお店でご購入されたことのないお客様は、どうしても送料の負担がネックになってしまいます。期間限定で送料無料の金額を下げるとかセグメントをかけて初めてのお客様限定などと施策として取り組むこともおすすめです。

まとめ

今のネットショップは金額は別として送料無料サービスを取り入れないとなかなか商売が難しいのが現実です。利益率、ライバルの存在、顧客単価などを考慮しできる範囲でやっていくことがネットショップの成功への近道です。

  • この記事を書いた人

chario

・自社ショップ、楽天、アマゾン、Yahooで店舗運営を経験
・複数ショッピングモールで高レビューを継続
・海外から輸入また輸出を担当
・フリーランス、個人事業主

20年間ネットショップの運営に関わってきました。
自社ショップ、楽天、Yahoo、Amazonなどのショップで 売上のあげ方、顧客対応、メールの出しかた、物流システムなど 多岐に渡り経験。
レビューも高評価を継続。

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