開業届を作らないといけなくなりました。
あまり費用をかけたくないので、freee開業について知りたいです。
こんなお悩みにお答えします。
- freee開業とは
- freee開業の料金(無料)
- 開業届の作成方法
- freee開業のメリット、デメリット
今回はフリーランスや個人事業主におすすめのfreee開業についてをご紹介します。
freee開業は、無料で簡単に開業届ができるクラウドサービスです。
本記事では、開業届を提出する際に便利なfreee開業について、わかりやすく解説していきます。
「freee開業で何ができる?」「freee開業を使いこなせる?」といった疑問も解消できますよ。
それでは、早速はじめていきましょう。
フリーランスに強い味方!freee開業とは
フリーランスが個人事業主になって事業を始めるには、開業届などの書類を提出する必要があります。
個人が新たに事業を開始する際には、個人事業の開業届をはじめ各種届出書の提出が必要となります。
開業届などの書類は、知識がないとハードルが高いものです。
freee開業は、専門的な知識がなくても、パソコンやスマホがあれば、誰でも簡単に作成することができます。
専門職にお願いすることもできますが、最低でも数万円はかかってしまいます。
freee開業は、無料で利用し、開業届を作成できるので、フリーランスや個人事業主にとってはありがたいサービスです。
フリーランスが気になるfreee開業の料金は?開業届が無料でできる
freee開業届の料金はかかりません。
無料で開業届が作れてしまうのです。
開業まもないフリーランスや個人事業主にとって、費用はかけたくないものです。
無料だから費用を気にせず、すぐに開業届を作ることができます。
開業届作成などfreee開業でできること
freee開業は、開業届でできることは、フリーランスが個人事業主になるための開業届以外にも、下記の書類ができます。
- 開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)
- 所得税の青色申告承認申請書
- 給与支払事務所等の開設・移転・廃業等届出書
- 青色専従者給与に関する届出書
- 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
開業届
開業届は、個人事業主が開業するための書類です。
提出先は、税務署です。
内容が変更になった場合や廃業した場合にも提出が必要です。
所得税の青色申告承認申請書
個人事業主が利益から所得税を納税する義務がありますが、確定申告をする際の申告の仕方に、青色申告と白色申告があります。
何も提出しなければ、白色申告です。
青色申告は、帳簿など白色より詳細に作る必要がありますが、控除などとてもメリットがあります。
開業届を出す際に、freee開業で一緒に作って、提出するといいでしょう。
給与支払事務所等の開設・移転・廃業等届出書
フリーランスになって一人で個人事業主になった場合は、提出の必要はありません。
例えば、従業員を雇う場合は提出が必要です。
青色専従者給与に関する届出書
家族(親や配偶者、15歳以上の子ども)に給与を支払い、経費として計上したい方が必要な書類です。
個人事業主が家族で共同で働く場合には必ず提出しておきましょう。
源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
個人事業主が、10名未満の従業員を雇う場合、源泉所得税を年2回にまとめて納税するための書類です。
freeeで開業届以外に出したいインボイス制度関連
2023年10月よりインボイス制度が導入されます。
個人事業主やフリーランスで、課税事業者になる場合、
- 適格請求書発行事業者の登録申請書
- 消費税簡易課税制度選択届出書
を提出しておくといいでしょう。
適格請求書発行事業者の登録申請書
個人事業主や法人の課税事業者が相手先に請求書を出す場合に必要です。
申請して数ヶ月すると、固有の番号が付与され、登録通知書が届きます。
請求書に適格請求書番号を記載する必要があります。
課税事業者にならなければ、必要ない書類です。
消費税簡易課税制度選択届出書
消費税を簡易で計算し、納税するための書類です。
小売や卸業者など業種が細かく分類され、それに従って納税比率も決まってきます。
インボイス制度で課税事業者になった個人事業主やフリーランスの人は、一緒に提出しておくといいでしょう。
もちろんfreeeで無料で作成できます。
freee開業を使うー開業届の作り方
freee開業を使った開業届の作り方についてお話しします。
手順は下記の通りです。
- freee開業に登録
- ガイドに沿って必要事項を入力
- 開業届と青色申告承認申請書を印刷
- 開業届にマイナンバーを記入して押印
- 税務署へ開業届を提出
freee開業に登録
freee開業で開業届を作成するには、freeeにページにアクセスし、メールアドレス、パスワードを入力し、アカウントを作成します。
アカウント登録すると、freee開業のサービスを利用できるようになります。
ガイドに沿って必要事項を入力
freee開業にログインしましょう。
画面のガイドにそって入力していけば、簡単に開業届が作成できます。
たとえば、個人事業主の屋号や氏名、職業欄に「フリーランス」と一度入力すれば、必要な箇所に自動で転記され、印刷されます。
開業届と青色申告承認申請書を印刷
freee開業で開業届と青色申告承認申請書の必要事項が入力できたら印刷します。
提出前であれば、何度でも修正することができます。
電子申請もできますが、freee開業では、税務署に直接持参するか、郵送で提出するか選ぶようになっています。
郵送で送る場合は、もよりの税務署の宛名ラベルが自動で作成することも可能です。
開業届にマイナンバーを記入して押印
開業届と青色申告承認申請書を印刷したら、マイナンバーを手書きで記入し、押印します。
開業届などの書類は、提出用と控えも印刷することをおすすめします。
税務署へ開業届を提出
開業届は、税務署へ持参するか、郵送で提出します。
税務署に控えも一緒に提出すると、日付受付印を押して返却してくれます。
郵送の場合は、切手を貼った返信用封筒を入れて提出すれば、開業届の控えが返送されます。
フリーランスがfreee開業(フリー)を使う3つのメリット
freee開業を使うメリットは、次の3つです。
- 作成が難しい書類が簡単に作成できる
- 書類作成の時間が短縮できる
- 自宅で開業届の作成ができる
作成が難しい書類が簡単に作成できる
開業届など一見難解な書類もfreee開業であれば、容易に作成することができます。
freee開業の画面の指示に従って、入力していけば、
開業届や青色申告承認申請書などの作成が完了します。
開業届は専門用語多く、言葉の意味を理解したり、記載箇所もわからないこともあります。
freee開業があれば、クラウド上で簡単に開業届ができてしまいます。
書類作成の時間が短縮できる
freee開業を利用すれば、短時間で開業届や青色申告承認申請書を作成することができます。
私自身もfreee開業を使って書類を作りましたが、こんなに簡単なのかと、拍子抜けしてしまいました。
自宅で開業届の作成ができる
freee開業届があれば、自宅で簡単に作成し、提出することが可能です。
ポストまで行く手間がありますが、わざわざ税務署にいく必要はありません。
フリーランスがfreee開業を使うデメリット
freee開業は、開業届が簡単に作成できるメリットがありますが、2つのデメリットもあります。
個人情報が保管される
freee開業で開業届を作る際、個人の氏名や住所などを入力しますが、個人情報がfreee のサイトに保管されます。
もちろん悪用されることはゼロとはいえませんが、皆無ですし、セキュリティ対策も万全なので、安心してfreee開業を使うほうがメリットがあります。
有料のサービスをおすすめされる
freee開業は、無料で使用できるサービスですが、開業届を作成した際、有料のサービスをおすすめされます。
必要なければ、利用しなければ問題ありません。
・freee会計
・印鑑
freee会計
個人事業主やフリーランスは、自分で確定申告をする必要があります。
手書きで申告書を作成することもできますが、何回で時間もかかるので、青色申告をする場合、確定申告ソフトを使う人がほどんどです。
有料サービスを必要なければ使わなければいいと申し上げましたが、freee会計は安価で使うことができるので、個人事業主やフリーランスにとっても役立つソフトです、
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まとめ
今回はfreee開業についてお話ししました。
開業届を作成するのは、一見何回ですが、freee開業を使えば、簡単に作ることができます。
もちろん無料なので、フリーランスの人にとっても費用が抑えられ、便利に使うことができます。